出演依頼、ライブの感想、質問等ありましたら お気軽にお問い合わせください。

アルバム「Ramblin'」に関する情報はこちらです。
2ndアルバム「DUSK FALLS」に関する情報はこちらです。

2017年11月21日

長年の・・・

ほぼ月イチで活動してきたバンドがある。たぶん4〜5年は続いたのではないだろうか。
しかし長くやればやるほどバンドというのはダレてくるものだ。

ジャズの世界においてバンドというのは、そのバンドを踏み台にして独り立ちできるだけのスキルを身につける場だと思う。言ってみれば修行の場なので、どんなにリーダーが傍若無人な振る舞いをしても耐える価値がある。その音楽性に興味と理解を持てるなら尚更耐えて楽しむべきだ。

しかし長すぎる滞在はバンドを停滞に追い込み、またそのミュージシャンをも駄目にする。

何故かこの国にはそんな立ち位置のミュージシャンが多い気がする。たしかに音楽をやることは格好良いことなのかもしれない。しかし、ただ仲良しバンドの中で個人としての主体性なしに音楽を続ける意味があるのだろうか。

私はそんな事をここ10年ほどずっと考えてきた。
おかげで自分が一番気持ち良いと思える音楽を探し出すことができ、それを行う環境も得られた。つまりこれが今の私にとってパーマネントなのである。であるならば、他にパーマネントを持つことはただの力の分散のように思える。

冒頭のバンドは年内の活動を昨日終了した。来年以降も同店で同バンドの出演は有るが、そこに私の名前はない。元々メンバーなのか雇われなのか良く分からない状況だったが、それは別として、リーダーがより理想の環境を求めた結果である。だから大幅に人が変わることになるかもしれない。

しかしこれは私にとっても良い機会だった。バンドが楽しくないわけではなかったが、やはり他人のバンドなのである。周りに合わせる義務というか責任が発生するので窮屈感は否めない。パーマネントなものを見つけた以上、器用貧乏でいることは避けたい。なので正直ホッとしている自分もいる。

もう若くはないのだから、折角見つけた自分の音楽性と向き合う時間を大切にしたい。その意味では今回の区切りは良かったと思う。

長年のご愛顧に感謝しつつ。

posted by tet at 22:10| Comment(2) | 音楽の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする