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2017年11月23日

たまには買います

だいぶ前の話だが、私が厚木で仕事をしていた頃、よく仕事帰りにディスクユニオンへ寄っていた。

その頃はまだジャズが大好きで、少しでも音源を増やそうと思い、週に2〜3枚はCDを買っていた。当時はCDウォークマンを持ち歩いていたので、買ったその場で聴いて帰ることも出来た。中古で500円位なので大した出費にはならないが、何かとても大事なものを手に入れたようでワクワクしていた。

通勤時も昼休みも数日はその同じCDを繰り返し聴くのだがこれが不思議と飽きなかった。数年はそんな日々が続いた。

しばらくすると、ipodのように大量に音源を持ち歩けるような道具が生まれ、またyoutubeで好きな時に好きな音楽をタダで聴くことが出来るようになった。

当然街からCD屋が消えた。そして私がCDを買うこともなくなった。

何となくぶらりと店に寄って、気になるアルバムを買うのが好きだったわけで、無駄遣いといえばそうなのだが、しかし結果としてそうやってジャズ耳を鍛えていたことになる。

衝動買いの機会を失い、タダで音楽を聴ける時代になるとともに、私の音楽に対する情熱は少しずつ冷めていってしまった。それまで渇望していたものがいくらでも自由に手に入るという状況になって、音楽に対する価値を見失ってしまった感じだ。

もちろん私は演奏者でもあるので、全く音楽への情熱を無くすことはないと思うが、あの当時のような圧倒的な情報量を飽きずに求める気力はもう二度と持てないだろう。

それでもたまには何か新しいアルバムでも買ってみようと思うことが有る。年に一度あるかないかだが・・・

今の時代はダウンロード販売が主流らしい。パッケージ代も送料代もかからないからそのほうが安いのは当然だ。しかし味気ない。

前から気になっていたブルースマンのアルバムを物色してみた。戦前ブルースなんて今の若い人は聴かないだろうが、私にとってはクラプトンなんかよりも価値がある。

良いのを見つけた。
Big Bill Broonzy
750円、116曲入り。

えっ、116曲?



この先5年は何も買わなくて済みそうである。


posted by tet at 22:23| Comment(2) | 音楽の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする