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2018年02月24日

love is green

Jeff Beck の名盤『Wired』に「Love is green」という美しい曲が収録されている。



恋は水色とでも訳すのだろうか。それだとポール・モーリアの名曲と同名になってしまうが、実はその辺は紆余曲折が有るらしいが詳しくは知らない。

とにかくに水色の時代なのである。


ギターリストは必ず、100%数年に一度ギター欲しい病を発病する。どんなに良いギターを持っていても絶対だ。
時には良心が勝り購入を思いとどまることもあるが、殆どは欲に負ける。

そして今回も負けた。

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Danelectro 63である。中国製のしかも中古で16600円だった。
少し前なら新品で2.3万で買えた代物なわけで、そう考えると高い買い物である。

Danelectroというメーカーは実は歴史が古く、それこそFenderやGibsonと肩を並べるほどだ。しかしスーパーや通販での販売を主として来たため、徹底して安くそれでいて見た目に目立つものを作ってきた会社なのである。言ってみればビザールギターの元祖というところか。

安さには秘密がある。まず中身が空洞だ。つまりフルアコに近い。

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木が詰まっている部分も合板を重ねたものでバームクーヘンの様である。その昔はサイドの塗装をせず、そのむき出しのバームクーヘンを隠すために壁紙を貼っていた。今もその名残で壁紙が貼ってある。
そしてリップスティックという独特の形状をしたピックアップが乗っている。音はペケペケでポワンポワンしている。つまりショボい。

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何もかも変なのだが、Danelectroじゃないと出ない音があるのでマニアも結構多いのだ。

私はそこまでマニアではないのだが、この空洞構造(チェンバー構造)が気になって、これならフルアコの代わりに遊べるんじゃないかと思って買ってしまった。病気なので仕方ない。

それにしてもDanelectroだからなのか、中国製だからなのか分からないが作りが雑すぎる。
送られてきたものはフレットの高さが均一ではなく、このままではまともに弾けたものではない。

そんなわけで深夜の工作が始まった。

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まずネックの反りを直した上で、サンドペーパーと適当な箱を使ってフレットをすり合わせてやる。時たまステンレスの定規を使って水平を確認し、出っ張っているところを削っていく。結構削ったが何とか使えそうだ。他にも直したいところは沢山有るが、面倒なのでこの辺にしておく。

それにしても、これでジャズをやってる自分の姿を想像するとかなり可笑しい。知らない人が見たら、この人気が狂ってると思われるかもしれない。だけど今は個性を大事にする時代らしいから、きっと影でコソコソ言われるくらいで済むかもしれない。

そう考えると余計にちゃんと弾いてみたくなる。

「恋は水色」ではなく「変な水色」だが、しばらくはコイツで遊ぶことにしよう。







posted by tet at 01:56| Comment(0) | 音楽の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする