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2017年09月28日

赤いやつのその後

前回紹介したじゃじゃ馬ギター、赤いテレキャスターだが、この一週間で2回ほどライブで使ってみた。

感想としては、ジャズにありがちな甘くダークなトーンはどうやっても出ないし、近いものは出せるけどそれをやってもたいして面白くもないし気持ちよくもない。その代わり少し歪ませて荒々しく弾くには最高だ。少し歪ませるというのがポイントで、おもいっきり歪ませてしまうとただ汚いだけで色気がない。

たしかにいろいろな音が出せるし、その分弾き手の想像力にも多大な影響を及ぼすのだが、ことオーソドックスなジャズをやりたいバンドでは周囲の反感を買うと思われる。さすがにフルアコのようなアコースティック感は皆無なのだから仕方がない。

とはいえ、このギターを弾いてみて思ったのは、なんだか自分自身の中にある感情的な部分を自然に出せるというか、それを出すことをこのギターが求めているようにも感じる。矛盾するようだが、実はアコースティックギター(いわゆるフォークギター)の時もそう感じる。特にスライドをやる時だ。もしかしたらそれはジャズという何だか良く分からない囲いから開放されて、ただ単純にギターを弾くことを楽しめているのかもしれない。その結果回りからジャズとはみなされず、ロックとかブルースだと言われても、だから何なのだというしかない。こっちはただ気持ち良い音で音楽したいだけなのだ。

今時のジャズに関する愚痴を書き始めるとキリがないので、それはまた別の機会に。

とりあえずテレキャスターは面白い楽器であるのだが、当然それを使うミュージシャンも多い。しかしジャズミュージシャンという括りでみるとそれほど多くはないだろう。そんな中でも以下の二人はどちらも有名なジャズミュージシャンだが、見事にジャズから脱却し(笑)、いや、ジャズのエッセンスを内包しつつテレキャスで自分の音楽を奏でていると思う。

ロベン・フォード

マイルス・バンドにも在籍し、70年代のフュージョンギターをカールトンとともに牽引した人。
しかし上手すぎて嫌になる時があるのも確か。

ビル・フリゼール

この人の世界観は誰にも真似出来ないし、したところで意味がないのはわかってる。でもちょっと真似てみたい。

どちらもとてもいい音がしているし、なにより楽しそうにギターを弾いている。

気持ちよさそうだ。

posted by tet at 22:14| Comment(2) | 音楽の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする